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準備中
「泉の曲家」の敷地は、奥羽本線の線路沿いに、桜並木が続く一角に位置します。五角形の変形敷地ですが、東南角地で前面に建物が建たないといった長所を兼ね備えた土地といえるでしょう。敷地面積は約56坪。冬場の日照や通りからの視線を考慮しながら、2台分のガレージを盛り込むことを条件にこの計画はスタートしました。
ガレージと玄関は一体の屋根で覆い、門構えのような造りになっています。ガレージの壁は奥側でしぼっており、奥行感を出しつつ光が差し込むよう、正面奥には格子を入れました。
1階には、屋根のあるテラスと目隠し塀で囲われたコートがあり、テラスをはさんで、寝室と水廻りを配しています。当初は、庭の植栽や道路との境界に目隠しを建てることでプライバシーを確保する予定でしたが、将来的な計画になる可能性もあり、最初から一部をコートして囲っておきたい、といったご要望をクライアントからいただき、現在のかたちとなりました。
また、冬場のテラスへの風の吹込みを防ぐため、コートとテラスの間には、ビル用のサッシを加工して、引込み可能の大きなガラス戸を入れています。
2階には将来の子供室、畳室、ワークスペースと一体になったLDKが広がり、約30帖の開放的な空間となっています。
1階の玄関廻りや廊下は、トンネルに入ったようなイメージで、全体のトーンを暗く配していますが、淡いグリーンの壁に沿って階段を上がっていくと、白を基調とした配色に変わり、より明るさが強調されるような色のコントラストを付けています。
明るく広がる空間に光と風が注がれ、豊かな家族の時間が、この家でゆったりと綴られていくことを願っています。
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