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〜環境調停する中庭と、連続する空間との関係性を問う〜
秋田市街から少し離れた、住宅地高台のエッジ部に計画された住宅である。
落ち着いた周辺環境を取り込むように、外部との関係性を保ちながら意識や視線が途切れないよう、1階に主たる生活の空間を配し、それぞれの空間がプライベートな中庭に面する構成を取っている。
このことによりプライバシーを尊重させながら、光や風の流れをコントロールし、将来的な植栽導入によって、より良い環境が内部空間と一体的に築けないかと考えている。
と同時に、移動毎の風景の変化や時間毎の変化が楽しめるような、光や風、緑や空と共に生活できる空間と環境づくりを目指した。
このように平屋部分のみで成立するプランだが、「市街地の夜景が臨めそうな高台のエッジ部」ということから、隣地住宅の切れ間から僅かながらに臨める展望を手がかりに、あえて2階部分をつくった。
機能的にはラウンジと位置付けているが、セカンドリビングとして、あるいはちょっとしたパーティー空間として、多目的な利用に耐え得る。
そしてこの空間とつながる1階のLDKから2階への垂直方向のダイナミックな広がりとシークエンスな展開が、平屋建てでは到底得られない、この空間づくりの最大の特徴になっている。
準備中